京都府立医科大学 京都府立医科大学 外科学教室 心臓血管・小児心臓血管外科学部門
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 京都府 S.K  様
■ 「娘は心臓病を持って」
 娘は心臓病を持って〔エプスタイン奇形(心房中核欠損、三尖弁閉鎖不全)〕を持ってこの世に生まれてきました。
 当初は、3歳で手術をする予定だったのですが、1歳の時に受けたカテーテル検査の結果が想像以上に悪く、検査の2ヵ月後に手術をすることになりました。親から見ると、そんな状態でも十分元気に思え「どうして今手術を受けなくてはいけないのか?もう少し大きくなってからでもよいのではないか?」と早期の手術に大変戸惑いを感じました。
 正直、手術を受けている最中・・・そして、山岸先生の結果報告のお話を聞くまでその気持ちがありました。「色々な悪い所を全て治し、手術は無事終わりました。そして、手術がもう1ヶ月遅かったら三尖弁の逆流が多くなることで、肺への負担もかなり増え、大変しんどい思いをされたでしょう。」という山岸先生のお言葉を聞いて、本当に今・・・今日手術を受けさせて頂いてよかったと心から思えました。手術を受けないことが娘のためだと思っていましたが、そうではありませんでした。
 そして、手術を終えた娘はICUのベッドの上でたくさんの機械やチューブをつけられていましたが、とても良い顔色で眠っていました。「よく頑張ったね」と手を握ると、今まで冷たかった手が温かくなっているのに大変驚きました。術後の回復も順調で、予定よりも早く元気になって退院することができました。
 私も娘の入院は、病児のお母さんたちといろいろなお話をさせて頂いたお陰で、不安の塊だった気持ちも溶きほぐれ、更に娘の病気と向き合えるようになりました。
 今から思うと術前は、チアノーゼやむくみ、少し動くと立ち止まって肩で息をするなど、術後の元気になった姿と比べると本当にしんどかった事が痛いほどわかりました。しかし、しんどかった術前でも娘はいつも笑顔でいてくれました。本当は何も問題なく生まれてくるのが一番なのでしょうが、この世に命あって生まれることだけでもとても素晴しい事と思えるようになりました。
 娘が生まれた時は、この先手術をしないといけない人生に「幸せ」があるのか不安ばかりでしたが、今こうして元気になり、楽しそうに走り回る姿に「幸せ」を感じています。
 術後1年経過した現在の状況ですが、胸の傷も丁寧に縫って頂いたおかげで今は1本の線が薄っすらとあります。また、術後怖いくらいに飛び出ていた胸骨も胸骨変形防止プロテクターを半年間装着した今では膨隆も3分の1くらいになりました。
 本当に山岸先生をはじめとする府立医科大学病院の先生方のおかげで、娘はとても元気に笑顔で走り回ることができました。この笑顔をプレゼントして下さった山岸先生には大変感謝しております。本当に有難うございました。
 
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